Hello! Kanakoです。台風も去って夏が終わる予感が漂っていますね。9月は 国民の祝日 も2日ありますが(敬老の日,秋分の日),皆さんいかがお過ごしでしょうか?さて,今回はそんな祝日に関するお話です。

日本人には馴染み深い「 国民の祝日 」。当然海外にもあるものだと思いますよね。でも意外とそうでもないのです。では,各国の祝日文化について探ってみましょう!

日本の場合

皆さんは,日本の 国民の祝日 は年間何日存在するのかご存じでしょうか?実は…16日もあります!(参照:https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

Calender Icon Pictogram Web Black  - Memed_Nurrohmad / Pixabay

意外と多いですよね。

特にゴールデンウィークやシルバーウィークなどの大型連休はお休みの方が多いのではないでしょうか。

日本の 国民の祝日 は英語で “national holiday” と言います。national = 国民の,holiday = 休日 なので,とても覚えやすい表現ですね。

日本の祝日は全国どこへ行っても同じですね。当たり前のように聞こえるかもしれませんが,アメリカなどでは州ごとにことなる祝日が定められていますので,全国どこへ行っても休みというのはある意味すごいことなのです。

アメリカの場合

さて,先ほど少し話に出てきたアメリカですが,アメリカの祝日には2種類あります。連邦政府の定める federal holiday と,それぞれの州が定める state holiday です。実は,federal holiday は年間11日間のみ設定されています。(最近新しくJuneteenthの祝日が制定されたそうです。)意外と少ないですよね。「いやいや,state holidayもあるんだから,足せば多くなるんじゃない?」と思われるかもしれませんね。でも,New York がある California 州では,州としての祝日は2日間しか設定されていません。やっぱり少ない…。

しかし,多くのアメリカ人は祝日1日のみ休むのではなく,例えばクリスマスや独立記念日など,シーズンごとに休暇を取るそうです。また学生たちにも3か月ほど休みがあるので,学びだけではなく遊びものためにもたっぷり時間を取っていることが分かります。アメリカ流の休み方ですね!

イギリスの場合

イギリスの祝日は少しややこしいです。というのも,イギリスには4つの王国があり(England, Wales, Scotland, Northern Ireland),それぞれ 国民の祝日 を制定している日が違うということが挙げられます。イギリス全土で祝日と定められているのはわずかに8日間!アメリカよりも少ない…。

しかしイギリスにはバンク・ホリデー(Bank Holiday)という公休日が!!これは1871年に制定された,銀行公休日法という法律に基づく休日です。銀行がお休みになり,取引が行われないため,結果として他の施設や学校も休みになっていったそうです。これもイギリス内の4つの王国ごとに定めている日が違うようです。イギリス人もアメリカ人と同様,夏季休暇やクリスマスにまとまった取る人が多いようですね。少し前に,イギリスでは年間有給休暇が28日あるという話もありました。羨ましい!!

祝日について英語で話してみよう!

ここまで,日本,アメリカ,イギリスの祝日の扱いの違いについてみてきました。ここで取り上げなかった国々にも,それぞれ別の文化があるはずですので,気になった方は是非調べてみてくださいね。

さて,せっかくですので,日本の祝日について海外のお友達や外国人の同僚に英語で説明できるようになれるといいですよね。以下に表現をまとめてみました。

  • 今日は 国民の祝日 です。→ It is a national holiday today. / Today is a national holiday.
  • 家族(友達)と一緒に買い物/水泳/動物園/ビーチに行きます。→ I will go shopping / swimming / to the zoo / to the beach with my family (friends).
  • 「ゴールデンウィーク」とは連休のことです。→ “Golden week” is the consecutive holidays.

こんな感じでしょうか?連休は “consecutive holidays”です。また,日本では「大型連休」という言葉を使用することもありますが,”big holiday” と言ってはいけません。長い休みの場合は “long holiday” や “long vacation” などを用いて表現します。big は物の大きさを,long は物,時間,期間の長さを表すので,この場合はやはり long が適していますね。

また,祝日について相手に質問してみるのもよいかもしれません。例えば…

  • あなたの国の 国民の祝日 はどんな感じですか?→ What are the national holidays like in your country?
  • あなたは祝日(休日)何をしますか?→ What do you do / Where do you go on holidays?

こんな風に尋ねてみると会話が弾んでいくかもしれませんね♪

今回は 国民の祝日 について日本と海外の文化を比較してみました。ステイホームはまだ続きそうですが,皆さんも体調に気を付けながらこの休日楽しんでくださいね。Enjoy your holidays! See you later : )

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最終更新日:9月30日