Hello! Kanakoです。

今日は have という単語について書いてみようと思います。誰もが絶対に一度は見たことがある、使ったことがある単語だと思いますが、意外と奥が深いのです。

さて、今日ご紹介する使い方は、様々な状態を表す have です。例えば、「(物を)持っている」「(兄弟や姉妹が)いる」「(体の具合や症状が)~である」といった事柄を表すことができます。

ex 1) I have a red car. 例1)私は赤い車を持っている。
ex 2)Do you have any brothers or sisters?例2)兄弟か姉妹はいますか?
ex 3) He had a bad cold.例3)彼はひどい風邪をひいた。

have を使って表すことができる様々な状態を、上の表に並べてみました。まず最初は例1ですが、これは恐らく一番一般的な使い方でしょう。英語が苦手な方でも “I have a pen.” だけは絶対に知っているはずですが、まさにそれと同じ使い方です。また、例2のように、 have を使って自分と周りの人との関係を示すことができます。上のように兄弟や姉妹についての質問はよく使いますので、是非覚えておきましょう!ちなみに同じ要領で have cousins (いとこがいる)や have friends (友達がいる)を使用することもできますが、初対面の人に “Do you have friends?”(友達いますか?)と聞くのはやめましょう。さらに、例3は病気になってしまったときや体の具合が悪いときに使える表現です。この他に “have a headache”(頭痛がある)や “have a runny nose”(鼻水が出る)など、様々な症状を表すことができます。

ここまで見てきただけでも、本当に使い勝手が良い言葉だと思いませんか?困ったときは have さえ出てくれば、あとは意思の疎通ができるはずです(←英語を教える立場としてこんなこと言っていいのか…。)ところで、英語のお約束として、このように状態を表す動詞は基本的に進行形にはしないことになっています。つまり…↓

      ✖ I’m having a red car.                   〇 I have a red car.

「持っている」と言いたい場合、日本語に習って英語もそのまま進行形(ing)にしてしまいたくなりますが、have 自体に「所有している状態」という概念がありますので、そこはグッとこらえて形を変えないでおきましょう(笑)

ちなみに、 have のように様々な状態を表す動詞は他にもたくさんあります。例えば belong to(~に所属している)、 contain(~を含んでいる、~に入ってる)、know(知っている)などがありますが、これらの動詞は「ある状態がずっと続いている」という意味になっていますので、あえて進行形にする必要はないのです。これは日本語と英語の違いですので、すぐに理解するのは難しいかもしれません。ただ、イメージだけでも持てるようにしておくことをおススメします。

今日は have が自分の持ち物だけではなく、他の人との関係や体の状態を示すときにも役立つということについてご説明しました。これ、タイトルに①と書いてあるのですが、多分②、③と続くと思います。きちんと続けて更新できるように頑張りますので、温かい目で見守っていただければ幸いです。(とか言って、次の更新ネタが全く違う話だと申し訳ないので、先に謝っておきます。)そして、ここでの更新はどうしても遅くなりがちですので、英語で時事ネタや小噺などを更新するInstagramのチェックもぜひよろしくお願いいたします!画像も何もない記事ですが、ここまでお読みくださりありがとうございました。それでは皆様、お元気で!See you later!

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最終更新日:9月30日