Hello! Kanakoです。いつもブログをご覧くださりありがとうございます。今回は wink に関する記事ですよ~

皆さんには,これはよくやってしまうな,と思う「癖」はありますか?意外と自分では気づきにくいかもしれませんが,人に指摘されて気がつくことってありますよね。ちなみに私にはよく thumbsup (いいね👍のことです)してしまう癖があります。でも実はこれ,中東ではタブーなサインのようで…気を付けないといけませんね。

ところで,英語圏の方がよくやっているな~と思うサインがありまして。それが今日のタイトルにある wink です!日本人で wink すると,なんだか恥ずかしいですよね。というか,恥ずかしい人だと思われてしまいそうで,なかなかできないのですが(笑) 今日はそんな wink 文化について書いてみたいと思います。

そもそも wink って?

Wink Funny Cat Mackerel Red Pet  - Alexas_Fotos / Pixabay

←これです。

こんなにきれいに wink できる人,羨ましいです。日本ではむやみやたらにできないような風潮がありますよね…。

ちなみに “wink” は動詞としても名詞としても使用することができます。動詞では「ウィンクする,まばたきする,目くばせする」など,名詞では「目くばせ,まばたき」といった意味があります。

Wink と Blink はどう違う?

wink の意味が分かったところで,似た意味の言葉についても少し見てみましょう。”blink” という言葉を聞いたことはありますか?wink と blink, 兄弟同士のような響きですね。 blink にも「まばたきする」という意味がありますが,この場合は両目を閉じることを指します。 wink は片目を閉じるので,そこが大きな違いでしょうか。技術を要するのは確実に wink の方ですね。更に意識しているかしていないか,という点も異なります。 blink は生命活動に必要なまばたきですが, wink は誰かに対して意識的に行う仕草です。

どうして英語圏の人はよく wink するの?

私が留学していた時に,ホストファミリーや友人が私に向かってよく wink してきたのを覚えています。最初は,「何だろう,何か企んでるのかな」と若干不安になりました。ところが,会う人会う人そうなので,「これは文化的なものだ」と気がつきました。どのような時に wink してきたかというと,何か嬉しいことがあった時,他の人には秘密にしたいことがある時,ジョークを言っておどけてみせた時などなど…日常の様々な場面で,です。どうやらこれはコミュニケーションの一部のようで,同性に対しても異性に対しても wink していました。挨拶代わりにしている人もいるみたいです。まあ,やりすぎはちょっと意味ありげで禁物だと思いますが,やっぱりジェスチャーやアイコンタクトが盛んであることが背景にあるのではないでしょうか。

Wink を使ったことわざや表現

さて,実は英語には wink を使った表現もあるのです。いくつか見ていきましょう!

A nod is as good as a wink (to a blind man).「馬の耳に念仏」
have/catch/take forty winks「うたた寝する」
(as) quick as a wink「あっという間に」「即座に」

意外とありますね!「うたた寝する」についてはなんだか不思議な表現ですが…。日本語で wink が入っていることわざや表現なんて聞いたことがないですが(「またたくまに」というのは表現の一つなのでしょうか?),英語には上記以外にもたくさんあります。やはり wink という仕草が,コミュニケーションの一部として馴染んでいることがよく分かります。

さて,今回は英語圏の文化について少し紹介させていただきました。皆さんにも英語圏に親しい友人がいたら wink してみてください。どんな反応が返ってくるか,楽しみですね。それではまた,See you later!

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最終更新日:9月30日